◆市場規模:約30兆円(メーカー出荷ベース 2011)
◆社数:約30,000社
その会社のメインの顧客がどこかで、働くスタイルが変わってくる。
新しい付加価値商品、高齢者向け、
医療への展開など、コア技術に何を持っているかで独自性を見つけることが出来る。
国内少子化により、海外に出ていく企業が増えている。これからさらに積極化が強まる。
例:ソントン食品工業(ジャム)
<働く場所>
営業、本社、工場
<キャリアステップ>
地方営業→都市営業→広域量販
<文系社員>
ほぼ営業からスタート
まずは現場で営業、販促提案。
営業のスペシャリストやブランドをどう広げていくかなどを考えるマーケティング部門へ。一部、企画本部で商品開発もあるが、10年目選手が多い。(会社によって2~3年目もあるかも)
<理系社員>
開発職:工場・生産部門に入り工場のライン整備など。
◆市場規模:約46兆円(経済産業省 2011)
◆社数:約50,000社(加工食品卸、生鮮3品卸) ※加工食品:お菓子、冷凍食品、等。 生鮮3品:肉、魚、野菜
以前は、他社との差別化のため「冷蔵商品のみ」、「冷凍商品のみ」、「菓子のみ」の卸など一つ一つの対応だった。
しかし小売からは、なるべく一つの卸に頼んで効率化を図りたいというニーズが出てきた。
そこで、卸は全ての商品を備え、自社に頼んでもらえればどんな商品でも揃えますというフルライン対応が出来るようになってきている。
小売の販売戦略を支援し、サポートを強化。
ただ、小売の効率化のニーズに答えるだけでなく、卸だから出来る提案をして小売の販売強化をサポートする。
卸は様々な小売企業の情報とメーカー情報を一番持っているので、そこを活用し担当小売企業にも提案している。(例:あちらのお店ではこの商品をこうやって見せたらたくさん売れた。など)
卸も自社が持つ多彩な情報を活用して、市場ニーズに合う商品開発をしている。
例:国分(株)
<職種>
営業系、業務系(物流、企業審査など)
営業:全国の販売網に配属される。→何を扱うかの部門配属→担当の小売企業が決まる。
営業が全体の6割で、業務本部は全体の3~4割
◆市場規模:約20兆円(SM+GMS)
◆社数、店舗数:約1,200社、約20,000店舗
高価格帯、低価格帯など展開幅が拡大。
売上比率も高まっている。
イオンでは、農場を持ち自社で作物を作っている。
また他のスーパーでもPB商品を展開し、自社で商品開発をするメーカー機能を持ったり、ネット販売や移動販売を行うなど、小売企業が様々な機能を併せ持つようになった。
それにより、流通コストの中抜きによるコスト削減や、
顧客ニーズが共有しやすく迅速な商品開発が出来たり、需要予測の精度が増すことによる適時適量の生産ができるよになった。
例:ウジエスーパー(宮城)
<働く場所>
店舗、本部
店舗:数年でチーフ・主任。10名ほどマネージメント。
10年ほどで店長。50名~200名のマネージメント。
商品部(MD、企画)、管理部、その他部門もあるが、現場からスタートがほとんど。
小売の魅力
●多くの人をまとめるマネジメント力がつくこと。
●自分の意思で店舗を作れ、その作ったものの反応がダイレクトに返ってくること。
このような内容を学内ガイダンスでお話しています☆ぜひ、業界研究にお役立て下さい。
また、2017卒向けのガイダンスは11月から各大学でスタートする予定です。
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